被験者番号198662番

poor thinking is futile

「かけがえのない宝物」2018年12月14日の日記

雪組さん大劇場千秋楽おめでとうございます。

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はい、と言うことです。
LV見てきました。

何と言うか、生観劇では贔屓や真那さんあすくんばかり見ていたので、見逃していた部分が保管出来ました。
キャリエールはLVで見て本当に良かった。
彩風咲奈さんの、何と言うか柔らかくしなやかに受ける感じが好きです。
咲ちゃんの持ち味はこれなんだろうなー。重力に抗わず流されて行く感じ。
ダントンははちゃめちゃに格好良かったけど、アンリ然別、または徳三郎然別、カズノもカルロも斎藤もちょび安も、皆流れに身を任せた(飲み込まれた)上で物事を考えていた。
ダントンも歴史の流れに飲み込まれた人ではあるけれど、懸命にもがいていた。もがいてもがいて、ギロチンに消えた。
弱さだったり甘さだったり、斎藤の場合は自らの信念は抱いたまま歴史の流れに身を任せていたけれど、そういうのが似合う。
今時の主人公体質と言うか。早霧さんが1980年代少年漫画系主人公だったのに対して、2010年代ラノベやハーレム漫画系主人公なのが咲ちゃん。
望海さんは80年代の耽美系主人公かなー。可哀想な目に遭うほど美しい。誰も彼をこれ以上傷付けないで、でも傷付く彼の姿は何よりも美しい。

咲ちゃんの包容力はダントンで証明済みでしたが、あの時「こっちへ来るんだ」と広げた両腕に飛び込みたいけど飛び込めなかった望海さんが咲ちゃんと抱擁が交わせて良かった。
『ファントム』の上演が決まった時から、マクシムがジョルジュと抱き合えるんだ、と思っていました。
役者さんに役を重ねすぎるのは良くないし普段はしないんだけど、マクシムだけはどうにか救われて欲しかった。マクシムだった望海さんをダントンだった咲ちゃんにハグして欲しかった。
しかし、彩風キャリエールの一番たまらんポイントは、衣装の影に隠れるエリックを守るように抱えていた所。
父性~!!歴代で一番パパ>息子の体躯に差があるからかエリックが子供に返ってしまったように感じてそのまま少年に印象を塗り替えられたまま銀橋に突入するから、咲ちゃんの腕の中はどうなってるの~?と思いました…


他にも色々語りたかったんですが、ちょっと時間の使い方をまた失敗したので後日まとめられたら。
言うてラスホよりは東京公演がある分やりやすいかも。
メモに残って出しそびれてる河口くんの話どうするよ。