被験者番号198662番

poor thinking is futile

「今宵、君だけの」2019年4月15日の日記

『ぼくらのショウタイム』観て来ました。

Theアイドル映画と言うかアイドルドラマで面白かったです。

主題歌『SHOWTIME』はアガるな~去年のえび座何らかの映像はないのだろうか…資料は残してるんだから何とか…はしつかケンタッキー!

 

ちょっと今日は軽く人物の印象だけ。

 

橋本くん演ずる赤木くん。橋本くんのフラットでナチュラルなお芝居は良いですね…。

一応夢を叶えてADにはなったものの、特別意味や価値を見出せる毎日は送れていない様子。そんなぬるま湯状態の日々に気付いていなくて、とりあえず生きている、という感じ。

そんな赤木くんの先輩と言うか、カメラマンの小紫さんは河合くん。プログラムにもあったけれど河合くんの映像でのお芝居って珍しいですね。『花言葉』を除いたら初めて見たかも。

序盤は常にイライラしていて(それは赤木くんが悪いんだけど)かなり厳しく怒っていたけれど、彼が『リーダー』なんだと伝わってきてとても良かった。

五関くんはメ~テレの警備員の青山さん。生放送中に乱入してきた不審者にも即対応。だけど困っている人は放っておけない。そしてオチャメな一面も。

見終わった後皆の心に残るのは間違いなく青山さん。帰りエレベーターに乗った時皆クスクスしてた。

生放送中に乱入してきた不審な男こと黄原くんが塚田くん。とにかく全力、一生懸命。幕を開けたのは彼だけど、実は彼って最初のインパクトの割に劇中での役割は地味だったりする。

抑え続けた演技が素敵だったんですが、天性の華ですかね、インパクトが強く残ってます。可愛かった~!

そして、キーパーソンの桃井くんは戸塚くん。社食でバイトしながら脚本家を目指す青年。穏やかそうだけれど時に苛立ちを表に出してしまう所が人間味があって素敵。

戸塚くんらしい内面の葛藤の演技が炸裂してましたね…架空の人物にリアリティを持たせるテクニックが凄い。

 

赤木くんの覚醒、黄原くんの願い、桃井くんの親子の話。『主人公』が誰かと聞かれたらこの3人かなあ。それぞれ別の視点で主人公。

小紫さん、青山さんは名脇役と言うか、なくてはならないスパイス的な存在。話を動かすのは小紫さん、ストーリーの味のアクセントを付け美しく着地させるのが青山さん。

なんか、とてもA.B.C-Zで良かったな。

 

18日の最終上映もチケット取りましたので、また追々。