被験者番号198662番

poor thinking is futile

「涙腺がぶっ壊れている」2019年2月1日の日記

下北沢に行きました。
宝塚以外でも観劇が趣味だったり、友人が演劇をしているのもあり、実は年に数回は訪れる町、下北沢。
この間もARu子ちゃんのグッズ買いに行きましたしね。
今日も時間があったのでヴィレヴァン行ってみたらコーナーなかったです。ガチ完売。すごいなー。


今日下北沢に行ったのはこちら。
『若おかみは小学生!』
上映された頃にも恐山さんかな?が推されてたけど、当時は「へー」と思うだけで完全に絵柄に騙されていた。
今年に入ってから別の媒体でARuFaさん達がこの映画の話題に触れていて、そこで知った内容や観た方の反応に、「え~観た~い」と思って調べたものの下北沢で11時とかで、時間的に無理だな…と諦めていました。
9月から上映されて、連続上映期間は下北沢が最後だし、多分DVDとかになったら見ないな…と思い立って再度検索したのが数日前。そしたら、最終上映が2月1日、しかも19時!
行けるぞ!と思いましたが昨日ファントム見て今日映画…?まあテンション次第だな…って感じで、まあ結局後悔するより見よう!と思って行きました。

50人も入らない小さなシアターで、座席は全て自由席。追加料金で予約指定が出来る仕組み。
何もかも分からなすぎて、17時過ぎに行ったら整理番号4番。指定された時間に行ったら整理番号順に呼ばれて座席に座る形でした。
かなり見易い席でした。楽しかったな。


映画ですが、まー泣いた泣いた。
最初の事故の容赦のなさが怖かった。子供向けなので死体だとかそういう描写はないけれど、それが余計に「え?あっ」って言うリアリティがあった。

おっこちゃんは、あんなことがあったのにちょっと傷付いてる…って感じで、ユーレイの友達も出来て新しい生活に切り替え早いな~と思ったら、彼女の夢でその意味を知る。
その夢は積み重なっていって、「だから彼女は大丈夫だったんだ」という納得と、同時に「彼女は全く大丈夫じゃない」という事実が両立して、更にラストへの伏線になる見事さ。
彼女が車で出掛ける理由付けも自然だし、道路の描写で見ている方が「あ…」となるタイミングで過呼吸になってしまうおっこちゃん。なんて辛い…。
いろんなフラグを全て回収するラスト展開は見事でした。

神楽が上手く出来ないことからピンふりちゃんに旅館を馬鹿にされ喧嘩するも、お客さんに喜んで欲しいから彼女の力を借り(ここの「あなたに意地はないの?」への返事が最高!)、喜んでもらったお客さんが、っていう。
え~もうなに~?それマジ~?(号泣)という感じでした。すごい。

キャラクターが皆魅力的で、グローリー・水領さん本当に格好良くて美しかった…!声もミステリアスだけど親しみやすくて良いなあ、と思ったらホラン千秋ちゃん。美しくて面白くて声もいいのかよ。

そして、あの、すみません。私がこの映画を観に行く最大のきっかけになったピンふりちゃん。いえ、真月ちゃん。
最高過ぎませんか?まずビジュアルだけで5億点だったのですが、喋り方も性格も良過ぎて5億点なんですけれど…
私は努力型お嬢様(典型的ツン→デレ移行)にすこぶる弱く、髪はデコ出しか前髪短めのふわふわドリル、イメージカラーはピンクか赤か黄色だと完璧!という人間なので、もうこれは。恋するしか。
最後の神楽の前におっこちゃんと身を清める所で彼女が呟いた言葉が美陽ちゃんに届いていたのも泣けたし、打ち明けた後に顔をばしゃっと洗っていつもの真月ちゃんだったのがもう…ああ…
こんな最高な女性に巡り会えることあるんですね。生きてて良かったです。観に行って良かった。


上映終了後には拍手。本当に素晴らしい映画でした。DVD欲しいけど最初が怖いんだよな…と悩んでいます。
良すぎて、泣きすぎて目をボンボンに腫らしながら帰りました。

あーいい映画見た。有難うマッドハウス。有難うオモコロ(?)
風邪の予感がするので寝ます!!